こちらの記事はWeb系のプログラミング学習において
- 何を勉強すればいいか
- 各仕事レベルによっての必要スキル
- 勉強するべき各言語の特徴
を紹介している記事になります。
毎月これぐらい稼げるようになるにはどれぐらいの知識とスキルがあればいいのかをレベル毎に解説していきたいと思いますので是非ご覧ください。
レベル1:フロントエンド-HTML,CSS
Webエンジニアとして仕事をしていく上で必要最低限の言語はこちらになります。
- HTML
- CSS
- jQuery
- Google Chrome Developer toolsの使い方
言語用途の流れとしてはこのような感じです。
クラウドワークスなどのクラウドソージングサイトで仕事をしていくならまずは最低限こちらの知識が必要になります。 この知識だけでは出来る方が多く、且つ仕事も少ないかと思うので安価で仕事を受注する側の価格競争になっていると思います。
HTMLとCSSに関してはかなり分かりやすいですし、動画などで真似をしてコードを書いているだけでも覚えてしまうと思います。 しかしこの言語のみだと正直なところ仕事を取れる頻度も考慮して月に1万〜頑張っても3万前後が限界でしょうか。
そしてこちらの知識のみでの納品方法はデータ納品(作成したファイルをそのままクライアントに送る)のみです。
※各言語の説明です。出来るだけ噛み砕いてわかりやすくしております。
- <HTML>
マークアップ言語と言われおり、画像や文章などを表示させる為の言語 - <CSS>
HTMLで表示されているものに色を付ける、任意の場所に配置、アニメーションさせるなどの装飾用言語 - <jQuery>
もしクリックされたら、画面をスクロールされた時に〇〇を行うなどの条件分岐させる言語 - <Google Chrome Developer tools>
Google Chromeに標準で搭載されているデバッグツールで、そのサイトのHTML構造やCSSの対象などがどこに反映されているのかなどの確認ができる。他にも使用用途は様々で使わない日はない。
レベル2:バックエンド-Wordpress
レベル1ではユーザーから直接見える領域(フロントエンドといいます)なので、エラーなどを起こしてもすぐに修正もできるのですがここからはバックエンドというユーザーからは見えない部分になります。
- PHP
- MySQL(データベース)
- WordPress
言語用途の流れとしてはこのような感じです。
3つ記載しましたがこちらは3つで1セットになると思ってもらって大丈夫です。
こちらの知識を習得すれば、修正案件や機能追加案件など出来る案件も増えてきます。
頑張って案件に応募し続ければ稼げる振り幅としては月に5万〜案件によっては20万とかまで望めるかもしれません。
(※あくまで個人の見解です)
ただしここから先はエラーを出すことが多い部分になりますので、しっかりと調べて問題を解決する能力も同意に必要不可欠です。
Webエンジニアを目指す上でWordpressという言葉は必ず耳にするものですが、こちらはブログ機能やお知らせ機能などの更新が必要なサイトには必要不可欠なものです。
そのWordpressを動かす為に必要なものがPHPとMySQLになります。
僕も初心者の頃は「???」という感じだったのですが、その頃にこうやって説明されたら理解できたなという言葉で説明したいと思います。
- <PHP>
HTMLと同じファイル(〇〇.html→〇〇.phpに変換して使用)にそのまま記述することができ、例えばお問い合わせフォームではユーザーが入力した情報はその時によって違います。ショッピングカートではユーザーが買い物カゴにいれる物もまたその時によって違います。
「〇〇〇〇」のところに例えば「山田太郎」と打てばそれになりますし、「山田花子」と打てばそのように表示されます。
◯を囲っている「」の部分がPHPになります。 - <MySQL>
こちらはデータベースに関連するもので、Wordpressでの管理画面のログイン情報、入れているプラグインの設定や投稿したブログなどWordpressで行った設定や投稿記事などを保存している部分になります。
例えばサーバーの引っ越しなどの時にこちらのデータをバックアップせずにPHPやCSSファイルだけ引っ越しをしても、今まで投稿したブログなどの内容はこちらに保存されているので引越し先には表示されません。 - <Wordpress>
上記のPHPとMySQLを使えて初めてこのWordpressというのが使えるようになります。
出来ることはかなり幅広く通常サイトはもちろんブログサイト、ショッピングサイトなど使用用途も様々で案件によってプラグインを駆使したり、クライアントが直接PHPファイルを触らずとも文章や写真を変えられるように設定できたりと本当に様々です。
WordPressはテンプレート階層というのがあり、こちらがまた初心者だとかなりややこしいのでまたその記事を書きます。
レベル2から既に難しくなってきましたね。とっかかりはかなりややこしいですが、一度理解すると他も全て理解できるようになります。ここを超えることができればこの先他の言語をする上でも、コードは違えど仕組み自体は似ているので理解するのも楽になるかと思います。
レベル3:使えると尚良し
こちらは他の記事を調べてもレベル1、レベル2の内容と同じ記事内に書かれたブログは見つけられませんでした。
知っておくだけでも受けられる仕事の幅が増えますので是非頭の片隅にでも置いてくと良いかもしれません。
- Photoshop(写真加工などがメイン)
- Illustrator(イラストやバナーなど)
- XD(サイトのデザインの作成)
この3つはみんな大好きadobeの製品になります。
こちらはプログラミングとは直接関係はありませんが、少しできるようになっておくだけでもホームページを一から作成するような仕事まで受けられますので損はないと思います。
クラウドソージングサイトでも、上記3つのデータ形式でデータを送られたりすることもあったりします。
なのでそもそもこちらが使えないと応募すらできない案件というのもあります。
まとめ
いかがでしたしょうか?
こうやって見ると覚えることがたくさんあって大変ですね・・
ですがレベル毎に勉強をさらっと終えたら仕事を受けていきながら覚えていく→身に付いたら次のレベルの勉強→勉強をさらっと終えたら仕事を受けながら覚えていく・・・
の繰り返しで1日あたり3時間の勉強時間が取れる前提で早い人だと半年ほどで理解できるかと思います。
最初は嫌になったり、理解できるはずがないと思ってしまうかもしれませんが、ゆっくりと何度もやれば分かってきますのでめげずに頑張ってください。